ここだけ毎日更新。ツイートばりの短文日記。
もはや喫茶店マニア。10月。
ここ数日、めしをたくさん食べる。
そろそろ寒い時期が来る。
_10/01
タトゥーを入れたいとか、
短髪タワシカットにしたいとか、
ロンドンパンクファッションで真面目な場に行きたいなど、
ここ数日、ちょっとした変身願望がある。
これは日常から逸脱したいという一時の感情であり、
日々のルーティンが如何に感謝すべき事であるかを忘れてはならない。
が、変化も必要な為、
どこかしら目立つ箇所を変えたい。
思いつかない。
若い頃からどうも外見の遊びに乏しい。
_10/02
酒を呑む時間がなくてフガーっとなる。
_10/03
夕方まで仕事をして、社会福祉事務所に行って、いつもの担当のタメくらいの方とあれこれ話をする。
今年、彼には本当にお世話になっている。
社会的も道徳的にも難しい事を客観的に進め、スピーディーに事と話を進め、僕に気遣いまでしてくれる。
彼がいなければ、仕事に手がつかないダウナーな気分に苛まれ、悪循環スパイラル。
客観的第三者の存在は、絶大だ。
おかげ様で、以降はクタクタダラダラと、休む。
ソファでヨダレを垂らしてAphex Twinを流しながら寝る。19時。
ちょうどいい感じに起きたタイミングで「漫画を貸してケンちゃん」と急に来た友人を
仕事部屋に招いてマッタリお話をしながらダラダラと過ごす。
最高の時間だ。
桜玉吉の著書で、「私は気分が良いとジンを飲む。しこたま飲む」
とあったのを思い出して、ジンを買って来て呑む。
酔っぱらう。
_10/04
当然二日酔い。
ヤキソバを作って食べる。
自分の作るヤキソバは本当にしつこい味がする。
喫茶店を2軒ハシゴする。原稿書いたりサイトを作ったりする。
21時頃、今日やるべき事をやったので引き上げる。
雨が降るが、湿気が不快ではない。
昨日今日と、ややのんびり過ごせて幸せと感じた。
のんびりではなく、善かれと思いせかせかと連日仕事をしていると、
幸せとかそうでないとか、地獄とか文化とか感じる事なく、
一定のリズムで時間が過ぎていく。
どっちに偏っても不幸。
_10/05
完全に秋が来た。
爽やかそして景色がクッキリと見える万能感。
でも何故か頭痛がしてきたので、今日はコーヒーをかなり多めに飲む。
しかし何も変わらないのでスーツの懐に入っていた錠剤2粒を飲む。
昨年くらいの頭痛時に知人にもらったもの。確か市販の頭痛薬と言っていた。
服用20分、頭痛が収まるどころか激しく眠い。
そしてメルヘンな気分に犯される。
こいつをくれた知人は、油断ならない野郎ではあるが、
おかしな薬を所持するような人間では断じてない。
とりあえず、秋の空気とコーヒー飲み過ぎと頭痛薬の飲み合わせが
妙なカクテル効果を醸した事にして、半日メルヘンな気分で過ごす。
夜、酒を飲んだらもとに戻る。
_10/06
渋谷へ行く。
駅前でマック赤坂氏が何かやっていたので、カレーパンを食べながら見る。
前衛的な何かしらであった。
夜、赤羽に戻ってファミレスで原稿を書く。
さいきんこのファミレスによく来る。
コーヒーがとても濃い。
_10/07
喫茶店アルマンドへ行く。
叔父にコーヒーと食料をもらう。
叔父は僕に食料をあげるのが好きなようで、
乾ラーメンや野菜やパンなど、いつも大量にくれる。
今日は買い物袋3袋分用意してくれた。
遠慮すると悲しそうな顔をするので、
いい歳して甘えるのも何だが、遠慮なくもらう。
冷凍のブタ肉まで入れてくれた。
帰宅して、漬け物とブタの生姜焼きをつくる。
本当においしい。
本当にありがたい。親族の愛。
_10/08
仕事帰り、夜中手前、からあげと酒を買って小さな公園で憩う。
社会不適合な気分になってくる。
_10/09
風邪ひいた。が、半日で治る。
季節の変わり目の気のせい。
寒くなってきた。
風邪とか秋とか無縁そうな金髪の人が来る。
預かっている機材を取りに。ちょっとお喋りして帰る。
私の周囲には、弩級のバイタリティ人間がどうも多い。
自分はたぶんそうでもないので助かっている。
_10/10
原稿を書いたりレッスンへ行ったりする。
カレーを作って食べる。初めて作るカレー。
手元にあるありとあらゆるスパイスを入れる。
超うまい。喰った後、眠気に襲われ小一時間ソファで寝る。
謎のブレンド比が栄養吸収と睡眠を促したに違いない。
とてもスッキリして起きる。知人が発掘した高校生の頃のお宝バンド音源が送られてきた。
懐かし死にしそうな何ともいえぬ気持ちになる。
彼は当時からドラムプレイが達者だ。
_10/11
寒くなってきた。
起きがけ、フトンに噛み付く季節だ。ガブリ。
_10/12
レッドブルを飲んだらやけに効いてハッスルして仕事をする。
採譜や原稿書きがいつもの1.5倍くらいの早さで出来る。
だがいつもの1.5倍くらい疲れる。
何かがトントンな気がしてきたので、もう酒のんで寝ようと思う。
_10/13
夕方17時まで仕事をする。
せっつく案件もないので、以降のんびりする。
「まだ明るいが、今日はもう、いっさい働かんぞ」
そう声に出し、煙草を吸い込み、開放感を得る。
北区最大規模がウリの書店で瀬戸内寂聴の本とネットネコ漫画を立ち読みする。
買いもしない本を読んでいた為かすぐ飽きたので、村上邸へ仕事道具の返却に行こうと考える。
事前のLINEのやりとりで村上氏が今、とても忙しいのは分かっていたが、
今日はもういっさい働かない僕にとってそれは懸念すべき材料ではない。
修羅場のまっただ中っぽい彼の仕事場へ向かう。
いつもニコニコ優しい村上氏の機嫌が悪い。
険悪な所為は見せないが、雰囲気でわかる。
腕も足も組みっぱなしだ。
もはや、心を閉ざしている。眉間のしわがキュウと。
だが、それも懸念すべきではない。
だから、おしゃべりをしてほぐす。
数10分もすると「ああ、仕事しすぎでピリピリしてた」と彼は気付く。
僕は訊いた。「最近、休みは?」と。彼は「ない」という。
現世に於いて「ない」では済まされないものに「金」と「休み」。おおまかに分けてこの2つがある。
別に今日中にやらなければという訳でもないし。
と、「そういや」な感じで彼は吐露した。
「今あなたの仕事が滞留しているのは、休息と遊びをサボっているからです!遊ぼう!」
というスピリチュアルなメッセージが届いた。
完全に遊ぼうぜモードに移行する。
彼はいつもの優しい表情に戻った。
レコードプレイヤーがある部屋でアナログ盤をじっくり聴く。
マイルスデイビスから始まり、横浜銀蝿、エルビス、長渕剛、グランドファンク、などなど。
ついでにデジタル音質である、wavとmp3の128kbpsと320kbpsのサウンドの聴き分け遊びをする。
改めてレコードの音の良さに開眼する。レコードの音は相当素晴らしい。
言語化できない気持ち良さがある。
mp3とレコードの音源の感触は、エロ動画とセックスくらい違うと思った。
「このエロ動画のライナーを書いてくれ」
というアホな仕事が降ってきたとする。
私はそれについてそれなりの仕事が出来ると目測が立てられ、2つ返事で引き受けるだろう。
「君が良かったセックス体験をルポにしてくれ。4千字で」
という狂気の案件を降ってきたとする。
無理である。俺はクライアントを殴る。
デジタル媒体が主流の現代、音楽自体がナメられる価値の娯楽に成り下がったのも無理はない。
そう感じた。
その中間の「CD」で育った世代だからまだ、
「どっちにもその良さはある」とも思えるが、
実のところ、自分がどちらを欲しているのかくらいかは判る。
ただ、生々し過ぎるものを誰しも求めている訳ではないというのも判る。
本気ビールより発泡酒が、
ハイライトよりストローみたいな煙草の方が
コカコーラよりゼロコーラの方が売れる。
飛躍して、反則級の快感が得られる何かしらは時代の流れと共に禁忌とされる。
という事は、「よりディープなもの」は廃れるのだろうか。
「手軽なものが浸透しつくす」のだろうか。
その辺は、僕が考えなくても、三島由紀夫さんがはるか昔に断言していた。
ただ、最近、一周して、そうでもない空気をところどころで感じる。
やっぱり、みんなディープなものが好きなんだ。「知る人ぞ知る」という位置に
一旦あるだけなんだ。
楽をして楽を得るか。ちょっと苦労して喜びを得るか。
その違いなのかなと、金を出して嚥下するだけで楽になれる酒を飲みながら、
日報を書いてその本質に迫った結果、
文の尺が長くなっただけだった。
_10/14
仕事部屋の整理をする。
散らかって格納してある資料や楽譜などをカテゴリ別に収納。
そのための縦フォルダ的なやつがないので東急ハンズに買いに行く。
ディスクユニオンでCDを2枚買う。
帰ってきてまた整理する。スッキリ。
Kid Koalaの動画をいくつか観る。
肌寒いので風呂を沸かす。
_10/15
もはやデスクトップやラップトップよりもスマホ閲覧の方が大多数の為、ウェブサイトをスマホでも見やすくする。
たいへん時間がかかる。少しずつ整備する必要がある。酒を飲む時間が犠牲となる。
_10/16
たいへん眠い。
サイト改修のつづきをやる。
眠い。他の仕事もやる。ぼんやり光る花畑が見える。蓮の花、会った事の無いおばあちゃん、幻視。そこまではいかないが、昨夜はどうも上手く眠れなかった。
一晩中夢をみているような、メラトニン・トリップとでも言うのか、浅眠くうつつで気持ち良い状態。しかし、これが昼間も続くと地獄。そのうち蓮の花が見える。
_10/17
竹ノ塚の「エリカ」という喫茶店で過ごす。やきうどんをオーダーしたところ、それは何故かトーストが同皿にトッピングされ、海苔と紅ショウガとバターが入り乱れ、お祭りの屋台の香ばしい匂いを放つ異色の軽食だった。驚く程おいしく、思わず食べかけで写メを録る。
帰宅後、知人が貸し出し中の漫画を返しに来る。「他におすすめは?」と味をしめた様子。「あとは古屋兎丸さんの作品はどうでしょう」しかし、それらは読了済だという。もう少しヒリつく感じのが良いらしい。
なので、ウチにあるヒリつく系殿堂入り作品・歌舞伎町サイコサスペンスの「オールドボーイ」全8巻を貸し出した。
「あと何か」と言うので、「あとはホワッツ・マイケルとか!」と、勧めるも「すごいの持ってるね」と笑われた。
ホワッツ・マイケル超面白いのだが。
_10/18
8時半に起き、全くやる気が出ない。10代、20代の頃は、これに本当に困っていた。早朝に「鬱診断チェック」を行えば200点は採れる。
しかし30代の今、このダウナー極まりない早朝鬱気をどう扱えば良いか悟っている為、全く問題はない。
「考えてもみろ。朝はみんなやる気などない」
「一日のスタートはこんなもんだ」
「数十分して美味しいコーヒーをすすって遠い目で煙草でも吸えば、ちょっとはマシになる」
「そもそも、朝からけっこうやる気など出してみろ。一日を完走出来ん」
「瞬発力で勝負しようと思うな。お前の持ち味は持久力だ」
「むしろ朝から出すな。やる気。」
などと、シャワーを浴びながらサラウンドで脳内を響かせる。されど、やる気など出してやらん、朝なんてこんなもんだ、と開き直り、少なくとも辛さは完全に消滅し、遅くとも夕方までにはエンジンがきちんとかかる。ブォォ….!
そういう仕様の身体精神と割り切る。
だから宵っ張りになるのだが。
秋深し。
_10/19
超疲れる。
蕎麦を食べる。
_10/20
どうも覇気がないので静かに過ごす。
原稿起こしを数時間やってメシを2回食べてPCを閉じる。酒を買いに行こう。
_10/21
夕方くらいに覇気が出てくる。
寒くなってきたので新しいマフラーでも欲しいなと思う。服装に気が向く度合いはある種の精神バロメーターな気がする。いつもよりオシャレをしている人は「上機嫌」と判断して問題ないと思われる。いつもより服装が手抜きな人はそっとしておいた方が無難と思われる。
女子高生がよく好んで巻いていたチェック柄のやつがいいのだが、ブランド名が思い出せずに「クソ!」と諦める。いや、こういう時こそスマホを活用せよと思う。「女子高生 マフラー」で検索し、変態のような気分になってくる。そういう訳ではない。数年巻いてるネズミ色の暖かいマフラーがまだ使えるからいいやとマフラー欲を抑える。
_10/22
今後2年の計画など目論む。いける。
ギターの調整をする。弾きやすくなる。
週刊スピリッツを買う。ウシジマくんが新章。
牛丼にバーベキューソースをかけて食べる。おいしい。
Chicks On Speedを聴く。変な娘たちのエレクトロ。
エレクトロ盤をリリースしたい。
_10/23
一仕事して帰宅、めしを食べる。
やはりどうもガッツが出ないので横になる。
時間も少し空いているのでソファでナナメになる。
「人を駄目にするソファ」とはよく言ったもので、仕事部屋のソファはとにかく俺を駄目にする。J-WAVEグルーヴラインを聴きながらうたうたとしていると睡眠。本気寝。3時間。
「時は金」とはよく言ったもので、この3時間があればひとつ原稿を終わらせて「次のはよ」と担当に連絡し、もうひとつ出来たであろう。しかし、ソファのせいで、人を駄目にするソファのせいで、ひとつしか出来なかった。
予定的には1つ提出すれば今日OKという感じであったのでまだいいが、これがそのまま朝までクラスの完全熟睡であった日には、俺はソファを叩き壊す。
しかし、俺はこのソファに愛着がある。某イケアで仕入れ、はや5年は経つ古女房である。いくら俺を駄目にするからといって古女房を破壊する訳にはいかない。「駄目な原因を女房のせいにする」これこそ俺の思い描く最低最悪のダメ人間像だ。
駄目なのは俺であった。どうもいかん時にゆっくり休ませてくれる古女房はむしろ愛するべきだ。
だからソファは壊さない事にした。
_10/24
きっちり8時間だけ仕事をして、めしや酒を入れて落ち着く。
_10/25
毎日毎日、日報という名の日記を仕事終わりにポチポチ押して思うのだが、元来「日記」は手前完結の禊ぎ行為かと思う。決して、人様に晒すものではない。
いわゆる生粋の「日記」。これは、他者に見られた日には発狂モノである。「どこぞの誰某は許すまじ」「本日被害被った対象、死すべし」など、など、大抵の日記はデス・ノートであるのが自然かと思う。
しかし、悪感情はダイレクトに文字にするとブーストし、自身はおろか他者を巻き込み、面白いくらいの誤解を招く。故に「変換」が必要だ。悪感情は面白ろおかしかった事の如く、良かった事は水の如く、さもどうでもいい事のように「変換」する。
するとどうだろう。日常の幸不幸はおろか、物事の善悪、道徳倫理観は逆流し、自己の体験は不確かになり、乖離と喪失感に満ち、感受のチューニングは再起不能に陥る。
だから、良かった事があったらその場で「最高だ!結婚してくれ!」と。
悪かった事があったらその場で「クソじゃねえか!」と。剥き出し8割くらいは感情をあらわにする事。
まあまあ大切かなと思った。
本日は、求婚モノの歓喜も殺意をおぼえる事もない、感謝すべき一日だった。
_10/26
稿屋氏と赤羽で酒を飲んで過ごす。
楽しかった。
_10/27
私はペナルティを課す事にした。一日自宅で仕事をする日に、三度もコンビニへ行くという、その自堕落な行為に対してである。
利便性の塊の様な現代の万屋には何でもある。食料、酒、煙草、ポテチ、キャット・フード。そしてあげくの果てにはATMまで。下手をすればコンビニで生活手段の買い物は全て完結する。蟻地獄の様なものである。
便利だからといってちょいちょい行く。いかん、省みよう、しかし、自身にペナルティを課す事は難しい。だから、三度目の来店時にはどうか店員さんに止めて欲しい。「あなた。今日来過ぎです。生活態度が堕落しています」と。
「違うんです。貴女に会いに来ているんです」などという事であれば話は別である。どんどん小刻みに入店すればいい。だが違う。本当におにぎりが食べたくて買いに来ているだけという類いの短絡的な行動を日に三度も繰り返しているのだ。
便利なものを利用しすぎると、そういったサービスまでをも要求してしまう程に堕落するものである。と、本日四回目のコンビニ入店時に缶酒を買い、そう思った。
便利でいいな。コンビニ。
_10/28
知人に貸すロックのCDを棚から漁る。よくまあこんなに買って聴いたものだと思う。ギターものをという主題なのだが、ナインインチネイルズは暗過ぎて怖いとか、ソニックユースはまだ早いとか、色んな主観が湧いてくる。
選ぶのはだいたい90年代に集中している。90年代のロックはシリアスなのが多いと思った。オシャレがウリのカーディガンズにしてもどこか陰がある。レッチリですらどこか叙情的で、オアシスもステレオフォニックスもなんかちょっと怒ってる。
テクノ圏に関してはもう静かな狂気しかない。そういう観点で聴くとオウテカあたりのやつはもう絶望的に恐ろしい。ビョークもやっぱ最初の頃ほど怖い。
2000年を超えると、なんとなく全体的にふんわりしたのが多い気がする。「枯渇感」みたいのが濃かったのは90年代のやつだ。何故だろう。80年代は逆に浮かれていたとよく言うが、確かにそうも感じる。が、実感はなかった。
心底実感するのは90年代のロック、テクノのシリアス感だ。現在は現在で、いくらでも良い音楽はあるが、90年代のあの突き落とされるような感触の音楽を、若い感性の頃にリアルタイムで体現したのは相当貴重だと思った。
_10/29
最近、僕のバイク周りを汚す野ネコらを見かけない。とうとう絶滅したか。と思い、原チャリに跨がったら、中でも最もタチの悪い三毛ネコが僕を見ていた。
漫画やおもしろ動画でしかなかなか見かけられない「ベロのしまい忘れ」の顔を晒し、野ネコは僕をじっと見つめていた。Twitterにでも晒してやろうとスマホを構えた瞬間、シュッと舌を収めた。
「人間をおちょくる事を覚えた時、君たちは野生ではなくなる」と、一応忠告をしたが通じただろうか。もしくは、「野生はもうしんどい。飼ってはくれんか」のサインだったのだろうか。
お互い、程よい距離感というのが何事にもあるのだと僕は思う。
しかし、それは回避性の恐れの感情である。
とも。
_10/30
ひとつ案件が延期になり、正午から夕方まで時間が空く。ここは前向きに「家事チャンス」と捉える。ここぞとばかりに本意気で掃除をする。軽くの掃除か、本腰か、その境界線は以前は「掃除機を稼働させるか否か」であった。
しかし、事は飛躍し、掃除機稼働はもちろんの事、「シーツなどもちゃんと洗う」レベルの掃除を本意気レベルと定め変えた。よって、今日はソファのカバーを洗う。これはかなりの本意気である。「それはやり過ぎじゃないかい?」という声すら聴こえてくる。
2時間ほど掃除に精を出し、スーパークリーンな部屋。部屋の清掃状態と精神状態は同期する。ああ気持ち良い。
出来たての音源が届いたので背筋を伸ばして爆音で聴く。コーヒーを淹れて飲む。おいしい。中島さんと電話でディスカッションをする。おやつを買ってきて食べる。原稿起こしをする。興行曲の採譜をする。
よし終わった。コンビニへ行こう。
ウシジマくんが載ってるマンガ雑誌を買いに行こう。
_10/31