ここだけ毎日更新。ツイートばりの短文日記。
遊びに飢える。1月。
宅で採譜をする。量が多いのでほぼ一日中やっていた。凧上げに行きたい。
寒さのせいか、机で固まっているせいか、頭痛に見舞われる。餅つきがしたい。
何かと終わってやれやれとレモン缶酒を呑む。おとそが呑みたい。
新年らしい事を完全にサボった元旦であったが、今年も張り切っていこうと思う。
_01/01
JR埼京線で渋谷へ向かい、仙人のような暮らしをしていた昨日とは変わって賑やかな場所で一日を過ごす。
昨年もお世話になった方々と顔を合わせ、挨拶などをする。皆様はつらつとしてらっしゃる。ようやく新年が来たのだなと実感し、フワッとした気持ちになる。
今年もひとつ宜しくお願い致します。
あけましておめでとうございます。
_01/02
最近、二日酔いをしていない。していないと言っても、少なくとも1ヶ月程度だとは思うのだが、良い傾向な気がする。世間的には、酒はほどほど呑むのが善かれ、と言う。
まんしゅう何とかさんとかいう女流作家のアル中エッセイ漫画を読んだのだが、まあそこには共感する事がてんこもりであった。
量こそ、日にバーボンを1瓶空けたり、5合も一升もたいらげる程ではないが、なんとなくつい呑んでしまうというのは全くもって共感出来るし、リアルを誤摩化す為であったり、せん妄をブーストする為にアルコールを入れるというのは、酒ならずとも各種中毒者の常套精神である。
何とかきつ子さんの著作以外にも、アル中関係の作品はたくさん読んだ。吾妻ひでおさんの「失踪日記」や中島らもさんの「今夜すべてのバーで」などは、もはや感銘を通り越しバイブルクラスの読後感だった。
私は、恐らくアル中に憧れているのだと思う。他の人間がどうかは知らないが、私は「〜中毒」でない限り、どこか生きた心地がショボいのである。
「マニア」や「オタク」、というレベルではなく「中毒」。その境界線は、社会生活と健康状態と財政状態、その全てが深刻なダメージを受ける事である。
だからと言って、振り切った酒の呑み方がしたい訳ではなく、アルコールの中毒に対しては、あくまで憧れである。
二日酔いしない程度にラリっているくらいでまあまあ楽しいのだからそれでよしとするべきである。しかし、「中毒」中の精神状態は、幸か不幸かはさておき、激しく生きている心地がするという事実は、疑いようがない。
ちょっと酒のんで寝よう。
_01/03
つみれを衝動買いする。鍋に5個ほどプカプカ浮かべてグツグツと煮て、うどんと一緒に食べて即、寝っころがり、フトンに埋まる。そのまま本気寝という訳にもいかないので、仕事をする。もう少しだ。もう少しで俺の正月休みが来る。何をして過ごそう。
_01/04
何となく、ちょっとしたタイミングが合わなかったり、思ってもみなかった物事がジグザグしたり、シュッとしない日。腹の調子も良くない。
ネガティヴな気分に苛まれるようなタイミングだが、こういう時こそ、猛省気味に手前の動向を振り返って改善に務めるべきと思う。
ここで奇をてらったり、反発したりすると泥沼にはまる。何か上手くいかない時は、いつもちゃんとやってる事がちょっとづつズレていて、相互作用で全体が変な事になる事が多い。
ギャンブラーはこれを「流れが悪い」と表現する。しかし、だいたいは原因が手前にあるという事が8割なのだから、変にフテて芯を曲げない事がシュッとする近道のはず。
今、変な姿勢でこれを書いている事に気付く。とりあえずこういう些細な所だろう。背筋ピーン。よし。
真面目で優等生なマインドは相当好かないのだが、ちょっと傾きそうになった時に、手前の些細なズレの修正が最も効くという事は信じて疑えない。
_01/05
レッスンに行ったり事務をしたりと、せかせかと過ごす。正月はどこへ行った。あっという間に新年跨ぎのマッタリした空気感は過ぎた。
モチやおせちを食べていないが、さほど食べたいという気もしないので、よしとする。でもカズノコはおいしいからコリコリ食べたい。
明日は確か七草粥の日。何故、正月明けに七つの草を粥にして食べるのかという日本の謎風習。繊細過ぎる日本文化を理解をするべく、草むしりから始めるべきであろうか。
幼い頃、地域最強のボス猫を飼っていた。奴はお腹のあたりが草みたいないい匂いがしてかわいい奴だった。
何故か、今でもたまに夢に出てくる優しい猫。
_01/06
昼過ぎから、だいたい机に居る。
深夜、酒呑みながら机に居る。ソファに沈み、マクラにしていた漫画が手前の頭の形に曲がる。
_01/07
寒過ぎる。
原稿を書く。ギターの練習をする。広告収益用サイトの更新をする。ソニックユースを聴く。酒とマンガとチャンジャを買って来る。
昨日今日と、どうも覇気が無い。
明日はきっとあるだろう。
_01/08
世間は成人式である。私の成人式の時を思い出してみると、ろくでもなく、成人でもなく、ただのクソガキであった記憶しか頭は回想しない。
先輩にスーツを借り、何となしに会場へ行き、居眠りをし、帰りは確か当時よくつるんでいた仲間と麻雀を打っていた。
その時に卓を囲んだ仲間たちというと、今では、一人はバツ2の妻子持ち、一人は消息不明、一人は不良講師と、たいへん貴重な友人という財産となっている。
現在ではめっきり付き合いも無いが、もう一人は、リアルタイムでちょいちょい付き合いがある。
成人式に成人した自覚は無いが、成人して思う事は、「成人とは何であろうか」という事がいまだに付いて回るという事くらいだ。
妻子でも持てば少しは解るのだろうか。
_01/09
ちょっと疲れたので、ヘロヘロのラリラリになれる比較的健康的な息抜きはないものかと模索。そして断念。思いつかない。
とりあえずマクラでもかじってグッスリ眠ろう。
_01/10
押し気味に確保しておいた正月休みがとうとう来た。
昨夜などは深酒をした挙げ句、目覚まし系タイマーの全てを稼働させずに入眠するという、えらくいいご身分であった。
年末にやり残したイカの漬け物作りや、買ってまだ読んでいないホカホカのマンガを読んだり、よく行く呑み屋でマスターに「俺って今日休みなんだぜ!明日もな!」と、せせら笑いながらおちょくるなど、些細な幸福の休日予定はあったものの、ありがたくも仕事の打診を本日いくつか頂く。
2、3日使えば全て出来る内容だが、それでは俺のかわいい正月休みは皆殺しである。が、葛藤の末、受ける。
呑み屋でマスターに「俺って今日休みなんだけど、やっぱ仕事するんだぜ!明日もな!偉いだろ!バーカ!」とクダを巻き、「別に偉くも何ともねえけどな……」と冷たくあしらわれるも、サービスでスッとレバテキを差し出されて活力の何たるかを知っているマスターの心意気にグッとしたい欲。
_01/11
そういった訳で、今日は一日中原稿を書いて過ごす。夕方からは赤羽の喫茶店をハシゴしてそこでカタカタバキンと仕事をして過ごす。
せっかくなので、チーズケーキ・セットなどというオヤツ気味のおいしいやつをやりながら仕事をする。冷えたチーズケーキの固柔らかい感触が好きだ。はかどる。
月末に代替正月休みを2日は確保しようと思う。27、28、29日は今の所何も無い。チャンスである。今度こそ。
_01/12
起きがけ、何故か覇気がみなぎり逆にびびる。レッスンに行って13時帰ってきてちょっと机仕事をして酒。ふつうに過ごす。
_01/13
数十種のハーブと白ワインのベルモット酒。そいつを昨夜、おいしいからと飲みすぎて本日、昼過ぎまでクタクタであった。
今日は寒い。とにかく寒い。冬眠している動物たちは春先にちゃんと起きてこれるのだろうか。
_01/14
The Strokesの「12:51」がラジオから流れてカッコ良いなと思う。不思議な音使いだなと思って感心したけど、ちょっと和音構成を拾ってみたらそうでもなくて驚いた。凄いな。
In_ E / / /
In2_ Am / E /
A部_ E A F#m B
B部_ E C#m B E C#m B
C部_ Am / E /
シンプルで素敵な曲だな。
_01/15
酒を飲まずに過ごしたら、頭がクリアになってちょっと驚く。顔もなんかスッキリしている。大量連続飲酒でなくともジワジワ来るものなのだろうか。昔はそんな事なかった様な気がするが、歳だろうか。
_01/16
サイトを更新したり原稿を書いたり。とても静かな日。
「王様達のヴァイキング」という漫画を買いそろえて一気に読みたいと思うが、何かもったいないので3冊だけ買ってくる。面白い。
_01/17
ファーストアルバムを聴くのがマイブーム的になる。
スピリチュアライズドやフレーミングリップス、レディオヘッドのファーストアルバムは、まだ何者でもないのに、何か引っかかる感があって、心地よく聴ける。
何者でもないけど、モチーフがぼんやりとある感じの方が、深く印象に残る気がする。一曲だけ切り抜いて聴くと、眠たいだけなんだけど、アルバム一枚聴くと、印象に残る。という、時代遅れだけどアーティストが大事にしているアート感。
リードトラックが強烈にポップでないと見向きもされない今というと、アーティストを鬱に追いやる環境な気もするが、それでも作り込む事をヤメない事は、今も昔も至難だと思う。
一節の殺し文句が無いと振り向いてくれないという事は、こと音楽に限った事ではないけど、じんわり後からジワジワ来る感が廃れるのはどうにかしたいと考える。対人に於いてもそうなるんだろうか。
_01/18
結婚願望について考える。あるにはあるが、全く無いとも言い切れないという最低な意識だ。
モチーフが乖離的なところが原因である事は突き止めたが、前向きに考えるとどうも思考が停止してしまう対象だ。
誰かと誰かが結婚した結果、自分が存在する訳であるから、手前もそうすれば喜ばれるのに。とは思う。
自分が結婚を決意したというシチュエーションを想像してみる。ウキウキである。生涯を共にするパートナー。子宝。結局飼う事になった野良ネコ。最高に楽しそうだ。超辛い事もいっぱいありそうだ。幸福以外の何物でもない。
明日は雪が降るそうなので、幸福とは何であるかを考えよう。
_01/19
雪とか幸福とか結婚観とかどうでも良いという感じの二日酔い。ベルモット酒は意外とアルコール度数18%だから呑み過ぎるなとあれほど。
しかし、何故か覇気がみなぎるので4時間近く小休止を一切挟まず原稿おこしに集中したところ倒れそうになるもメシを食べたら治る。
コンビニで「中間管理録トネガワ」を立ち読みしてたいそう爆笑する。だが、福本伸行作品に慣れ親しんでいない方にとってはそうでもないのではとも思う。僕は「カイジ」も「アカギ」もたくさん購入して読んだから面白いが。
先日、凍結によりお湯が出ないというハプニングに見舞われたので、こう寒い日が続くとシャワーの蛇口を捻るその瞬間がひと勝負である。
風呂場にて全裸で「出てくれ……!お湯っ………!」と念じて捻るという実に個人的な勝負だ。
今日だって寒いので負ける訳にはいかない。
_01/20
レッスン用に譜を書く。
僕も大昔に練習したMR.BIGの名曲「To Be With You」。高校一年生の頃だったと思う。その時はこういった形で譜におこすとは想像もしていなかった。
ただ、毎日毎日ギターを練習して、ただ単に上手くカッコ良く弾けるようになるだけの為、執拗に弾いてた結果「あいつは男色だ」という噂が流れたり、ようやく喋る仲になったクラスメイトから「君って人間不信の可哀想な子かと思っていた」という、あらぬ誤解を招いていた事を思い出す。
いづれであっても別にかまわないのだが、それほどに人間関係をおざなりにしていたという事である。早く家に帰ってギターを弾きたかっただけなのだが。
しかし今は、恐らく今までの人生の時期の中で、最も人間関係を大切にしている気がする。当時はギターパートしか興味が無かった楽曲の「To Be With You」の意味はこういう事だった気もしてきた。だからあんなにギターばっかり練習していたのではと。
_01/21
アコギの弾き過ぎで指が痛い。通常運転という感じで終日仕事をして、わかざぎのフライ詰め合わせを買って帰宅。全部食って健やかに眠ろう。
_01/22
なんだかひどく嫌な事があった気がした日だが、スマートな対策を考えて後は忘れて寝ようと思う。怒りを雑にぶつけたり無計画に恨んだりというのは苦手である。ネガティヴなエネルギーは、何かしらの面白い事に変換する様に考えよう。とりあえず大人しくヒツジの数でも数えて寝よう。
_01/23
容赦なき寒さのせいか、少々の寝不足のせいか知らんがどうも眠いので、気つけにレッドブルを飲む。
しかし、こいつがどうやら逆に入った様で更に眠くなり、変性意識状態を漂う日中。他人の脳内風景が入り込んで来る楽しい状態。白日夢トランス。
夜、原稿を書いている頃には恐らく両眼が「3」になっており、もうさっさと酒でも流しこんで寝てしまおうと悶える。しかし、酒をちょっと呑むとシャキリとしてくるから不思議である。
それは勘違いであると理解こそしているが。アルコールなどというものはもう、一種の罪みたいなものだと思う。
罪には罰を。二日酔い。
合掌。
_01/24
元気よく意気揚々と過ごす。いつも飲むコーヒーと、いつもは食べない何とかマフィンとかいう英国朝食を買い食いし、「やはり食い慣れていない」という感想を引きずりつつ、おいしく食べて張り切って仕事をする。
帰路、激しく寒い為にマフラーで顔半分をぐるぐると覆い半ヘルメットで固定したチマキの様なスタイルで原チャリを走らせ「ぜんぜん寒くない」と言い聞かせる。実に寒い。
宅にて原稿起こしをし、ふと、「手前が一日考えたり思ったりした事を文字にしたらどのくらいか」と考える。これには個人差がだいぶあると思う。本一冊はくだるまい。
人によっては、不平不満や罵詈雑言が支離滅裂に並べられたサイコな悪書の様になると想像する。
僕の場合は、こう、コンパクトに朝めしがどうのとか400文字くらいで済む為、たいへん手軽な脳味噌している。
みんなはどうなんだろう。悪辣な内容なのか、神仏の様な思考なのか、欲走った内容なのか、エロが過ぎる破廉恥か。
人の正確な一日は何文字で説明出来るのだろう。「愛願」とか「危惧」とか「梵念」とか「欲死」とか、訳のわからない2文字くらいでもいける気がする。
_01/25
何となく国会中継をTVで眺める。40代〜60代の御仁方が喧々囂々と言い合っていてビクビクする。もう少し穏やかに話し合えば良いとも思うが、国家の話となるとそうもいかないのだろう。
自分はというと、比較的穏やかに、だいぶ元気な感じで仕事をして過ごす。明日の宵の口あたりからは正月休みの予定だ。今月はずっとコトコトと忙しなくしていたので、穏やかに本でも読んで過ごしたい。
_01/26
急に日中暖かい。昼イチでギターレッスンに行き、戻って喫茶店で仕事をする。21時に終わる。
ここから俺の代替正月休みだ。やったぞ。どうしてくれよう。とてものびやかな気分だ。お休みだ。とにかくしょうもない事をして遊んでくれよう。
_01/27
休日という事でダラダラとクタクタと過ごす。「闇金ウシジマくん」のドラマを見る。
_01/28
まあまあしっかりめの靴を買いに行く。新しい靴を買うととても気分が良い。購入後、直ちに近場のゲーセンのトイレとかで履き替えるくらい高揚する。
帰って原稿おこしをせっせとやって、ビールとポテチを買いに行く。何という普通で、やや幸せの日だなと思う。
特別幸せな事がある日とはどういう日なのか、とも考える。気持ち次第な気もする。頑張って得た現金で靴を買う幸せ。
_01/29
5個目の季節が来たような変な気候。水道が凍る程の寒波より全然良い。
_01/30
昨日今日、明日と、とてもたて込む。
「しじみの入った牡蠣ウコン」という酒呑み免罪符のようなサプリメントに手を出す。効きそうなのを全部入れれば良いってもんじゃない気もするが、確かにちょっと効いている気がする。
ゆったりしっぽりと女性と呑みながらお話したいという至極まともな欲が出て来て実に健全な体調だ。
_01/31