06/2018

new_Anonyment_0914人の作業日記

ここだけ毎日更新。ツイートばりの短文日記。
6月


 

いつもの2割増しくらい頭が澄みきっているのは、何となく数日アルコールを一切飲んでいない為ではないかと驚く。いつもそんなに量はやっていないのだが、やはり連日というのは少なからず脳や精神に負担がかかっていると判断する。

たいへん元気な気分でレッスンに行く。戻って机で仕事をする。一通り済んで、定食屋に夜めしを食いに行く。相席ということで、見知らぬ壮年のとっつぁんのフロント20cmくらいの距離で肉定食を食う。近い。

とっつぁんが2合目の日本酒の小瓶を頼んだとき、何となく誘われている気がしたが、冷やしトマトをアテに日本酒を呑るとっつぁんを眺めるだけで俺は充分であった。顔が少し父親に似ていた。今日も酒は別にいいやと思った。3日前に呑もうと思ってアテに買っておいた「おっとっと」でも食って寝よう。数カ月に一度、こういった断酒時期があるのは何故だろう。
_06/01

 

 

 


 

明らかに精気・覇気ともにやはり2割くらいみなぎる起きがけ。心なしか髪のハリまで良い。全体的に何か少し若返った感すらある。俺はほぼ毎日2杯程度酒を飲むことによって、アルコールの解毒に生体機能の2割くらいは使っていたようだ。やはり連日の飲酒は感心しない。

だんだん禁酒ブログみたいになってきたが、酒をやめたいなどと思ったことは金輪際無い。アルコールは友達だ。しかし、ここ数日の素晴らしきコンディションを考慮すると、酒を飲んでいるときよりも昼間の普段の暮らしの方が気持ちが良い気がしてくる。

じゃあ、何故俺は酒を飲むのだろうと考える。ただ楽になりたいだけなのだが、それは良くないことなのだろうか。あまり思い詰めると飲酒自体に罪悪感が生じるのでヤメる。炭酸水でも飲んで寝よう。
_06/02

 

 


昼過ぎまで仕事をして、お茶の水に消耗品やらを買いに。楽器屋通りの脇道には知る人ぞ知る、「Janis」という中古CD屋がある。

7年振りにくらいに入るその店は、都内でもなかなかマニアックな品揃えでフリークを唸らせる。店員のお母さんはたいへん愛想が良い。動作毎に「よいしょっ」とか言う愛嬌もある。

「店内にない盤でも別倉庫に8万枚あります」という貼り紙が。強気だ。以前よりパワーアップしている。いまだに誰とも共有できない好きなアーティスト、ステファン・マシューの盤と目が合ったので即決で買う。このアーティストの盤が置いてある店はここくらいしかない。

「おつり500円です。よいっしょっ」という訳で店を出て、メインの用も済ませて、帰ってもうちょい仕事する前にステファン・マシューを聴こうかという所でコンポがCDを読み込まない。

他のCDも、聴けるやつと聴けないやつがある。コンポのCD読み込み部が壊れたもよう。「バカモン! 動け」という言葉が出かかったが、こいつは20年近く頑張った。もう引退だ。基盤が壊れたらもう、駄目である。人間でいったら脳がやられたに等しい。それがどういった状態か、何となくよく知っている。修理して直るものではない。合掌。
_06/03

 

 


赤羽公園で兄貴らしき者が遠目に見えたので近づく。奴とは5年か10年か忘れるくらい会っていない。もはや姿だけで判断できるはずもないのだが、50メートル以上離れていても「兄貴だ」と判るのが不思議だ。

確認するために真後ろまでこっそり近づき、「ヒラヨシさん」と声をかけると、ワンテンポおいて奴は振り返った。

もともと三白眼の兄貴なのだが、さらに黒目は小さくなり、はっきり言って身震いするような目つきのその人は明らかに兄貴であった。封筒とキャリーバッグを持って、ただそこに立っていた。身なりは普通なのだが、雰囲気が微妙になんかおかしかった。

平日の16時、その物腰で、公園でただ佇んでいることをみると、少なくとも順風な感じではなさそうである。というか、印象として「破綻」の2文字が浮かんだ。そうでなければ良いのだが。

「兄貴、兄貴さ」と、俺は口にするが、それに続く言葉は山ほどあるのだが、言葉が続かず、対面3秒ほどで奴は去って行った。急いで去りたい雰囲気であることは何となく伝わったが、動きが鈍かった。ゆっくり、キャリーバッグを引きずるように、去って行った。何と言うか、次に会えるのはいつであろう。
_06/04

 

 

 


5、6日ぶりくらいに酒を呑んだところ、たいそう旨かったそうな。簡単に酔っぱらう。普段いかに麻酔じみたものを常用していたか思い知る。

毎日呑む輩に限るが、新鮮な感動すらおぼえるので、プチ断酒は是非とも酒呑みに勧めたいところだ。
_06/05

 

 


梅雨入りしたらしいが、わりとカラッとした気分で一日を過ごす。カツ丼を思い切り食うなど、たいへん健やかな暮らしに安堵感すらおぼえる。

いつものように仕事をして、ほどほど疲れて酒でも呑もうかというこれ以上ないくらい平常運転の日。湿度が増す時期を快適に過ごすため、空気清浄機が欲しい。ぜいたくであろうか。
_06/06

 

 


終日仕事をやり、夜は新宿で大勢で酒を呑んでガヤガヤと過ごす。適度に楽しく、健全な一日。終電で帰宅し、寝酒気味のはやらず、酔いが醒めたころに寝床に行く。なんとも健全な暮らしである。
_06/07

 

 


起きてすぐ机に向かって仕事をして、早めに終えて散歩する。3時間くらいして帰ってくる。

どう辿り着いたか忘れたが、YouTubeでドラクエ3のアカイライというモンスターが落とす「悟りの書」というレアアイテムをゲットする動画を観て感動する。

足立くんが機材を取りに来てちょっとおしゃべりする。とても平和な暮らしの梅雨空の一日。
_06/08

 

 


俗物の欲という欲が全てメーターを振り切りる躁な起床の朝8時半。酒は呑みたいわエロいことは頭を駆け回るわ腹は減るわの漲る覇気。犬のような起きがけである。

どうしたものかと思ったが、元来朝というものはこうでなくてはとピシャリと腑に落ちて仕事。だが日中は眠い。

夜になり、こんなに旨いタンメンは食べたことがないというくらい旨がり、ちいさいシャンパン酒をひとつ買って帰る。

気温が32度まで上昇したことと、遥か南方に台風が発生したことが起因と判断した元気いっぱいの一日。毎日こうだといいのだがやはり年に数回。躁転が常だったらどんなに人生色鮮やなことであろうか。
_06/09

 

 


色鮮やかどころかたいへんボヤっとした梅雨空の一日。非常にだるい気分で過ごす。だる過ぎて酒呑む気にあまりならないので内臓を休める。どうにも湿度が苦手で仕方がない。
_06/10

 

 


酒も呑まずに10時間も寝るとだるさは吹き飛ぶ。心なしか全ての動作にキレがある。採譜や原稿やレッスンとたいへん真面目な一日である。

重い機材を運んでいたら指を壁と機材ではさみ悶絶。痛々しく5ミリほど腫れる。しかしキレのある今日の俺の自然治癒力は野生の獣のよう。すぐ治って安心する。体調の良き日は何をやっても清々しい。

しかし一点困るのは、0時過ぎなのに全く疲労を感じず、こう、バスケのひと試合もできそうな覇気をどうしようかと思う。そこで酒である。

1杯呑めば上機嫌に、2杯呑めば健やかな眠りに、5杯も呑めば緩やかに錯乱し、8杯も呑めば気絶寝できる。俺は宅では2杯までと決めている。乾杯。
_06/11

 

 


40歳という年齢について考える。俺は40歳になるまではまだ数年あるが、皆、40歳ともなると子供の世話やら親の介護やら何やという年齢らしい。

手前には子がいないものだからピンとこない。介護については年老いた父親を軽く仕上げた感があるのでピンとはくる。ゴールの見えない遠隔介護のような現状は変わらないが、そこに至るまでの吐きそうな右往左往は一段落したので今はさほど辛くはない。

子というか伴侶の居る家族というか、そういったハッピーな右往左往をまだ味わっていない。そもそもその概念を欲しているのかも怪しいところである。結婚については「したいようなしたくないような」という、何ともふざけたスタンスである。

そこで40歳である。きっと、40代のうちにそういったアプローチが仕上がらなければ、死ぬまで単身で暮らすであろう。近しい親しめの知人たちは、既婚者やら伴侶がいたりという割合が高い。たまに「良き女性を紹介してやる」という節介まで受ける始末である。ありがたいが、だいたい断る。

女性は、家族といった概念にリアリティが抱けない男性を感覚で見破る。あれは凄いと思う。本能的なものなのであろうか。しかし、俺だって、家族といった概念にリアリティが持てずに燻る輩を感じることは得意である。そういった女性とはなかなか気が合うのだが、いかんせん、互いにそういったリアリティが欠落しているものだから、容易にかくの如き関係にはならん。

そういった訳で、せめて40歳になるまでに、家族というもののリアリティについてちゃんと迫ってみようと考える。すると、不思議と思考はお花畑に向く。もはや手遅れになる前に、そういったセミナーでもあろうものなら参加を希望する。そんなものは無い。合掌。
_06/12

 

 


西野亮廣さんの新しい書籍を読む。頭の良い人だなと思った。今日は採譜をしたりしながら、PCのデータを整理する。ほぼ休日のような日である。

俺のmacのosは古過ぎるので、新しいmacプロが欲しいのだが高価い。osのアップデートをしつつ、今使っているosも並行して使えるようにするため、パーティションやらなんやかんやと奮闘する。

外付けハードディスクにバックアップをとる際、10年以上も前に制作した音源ファイルなどが発掘され、掃除中にアルバムを見つけて懐かしむ心境に。

今はほぼ絡むことがない、当時制作やらで関わった方々は元気に過ごしているだろうか。音源という色褪せない記録物が残っているということは素晴らしいことだとしみじみする梅雨の中休み。
_06/13

 

 


昨日のんびり過ごしたのでたいへん元気である。溢れんばかりの仕事欲。そういったテンションでいると、不思議なもので仕事とそれ関連の連絡をよくいただく一日。

手前の覇気とシンクロしてくれるとは何ともありがたい限りと思い、リゲイン的なドリンクを飲む。ドラッグストアだと62円。何て安いんだろう。うまいけど大丈夫だろうか。

最近、夜な夜なcomicoという漫画アプリで色んな作品を読むのがほっこりなのだが「無料で読めるところまで」というのも気が引けるのでスマホ経由で金を払って読んだりもする。しかし、気が付くと1000円2000円とあっという間に使っている。危ない。

装丁された単行本やらを買って読んだ方が安上がりなのではないかと思うが、これはこれで現代っぽい漫画の楽しみ方だなと思い、ほどほどに楽しむ。女医と仮面夫婦になる若者主夫の漫画が面白い。

コンテンツとの色んな触れ合い方を体験すると、あっという間に時代が変わり続けているのだと実感する。実は、俺もみなさんも、凄まじい時代を生きているのだなと。
_06/14

 

 


〆サバが当る。レッスンに行き、雑談の中でその旨を生徒さんに伝えたら「梅雨にそんなもの食うからですよ」と言われる。まったくもって正論である。美味しそうに並んでいたから買って食べた、だが、配慮が足りなかったようだ。

病院へ面会に行き、もはやIQはいくつ残っているのであろうか、という老体にも当った旨を報告をした。

「調子はどう?」

「まあまあ絶好調だ。元気か賢治」

「〆サバが当った」

「梅雨にそんなもの食うからだ」

「そういうものなの?」

「みんな知ってることだぞ」

認知症患者に諭され、俺は実はアホの子なのかと思ったが、そういったことを知る目の前の老体が落としたのが俺という存在であり、こいつは強かな頭の病ではあるがアホではなさそうなので俺はアホの子ではない、という結論をやや疑いながら帰る。

当ったが、〆サバは美味しかったので梅雨が晴れたらまた食うつもりだ。〆サバ自体が悪かった訳ではないとサバを擁護する心境を抱えながら割と多めに仕事に励む梅雨らしい空気の一日。
_06/15

 

 

 


立て込んできたのでめしをたくさん食べる。たくさん仕事があってたくさんめしを食べると、一日はあっという間に過ぎていく。良いことであろうと思う。

昨日、誰かにも報告したが、仕事やらはどうだと訊かれ、「ちょっとづつ良くなっている」と答えられるのは、いきなり大当たりを引いて噴くよりもよっぽど良いことだなと思う。

とはいえ、一発逆転のフィーバー的僥倖も味わってみたいが、それは贅沢というものであろう。ちょっとづつ良い、という境遇に感謝すべきである。
_06/16

 

 

 


 

酒を呑む時間をカットするほど立て込み、たいへんだなと思う。しかし楽しくもあるから良いと思う。安いストロング酎ハイをガブガブ呑みたい。
_06/17

 

 


パラダイスロスト公演の準備を一日する。大変だが楽しく、良きと思う。大変だが、ノンストレス。WANDSメドレーの編集と採譜をしているときは確かな幸福を感じた。疲れたので漫画ゴラク読んで寝よう。
_06/18

 

 

 


恐ろしく早い時間からリハーサルに行き、たいへん健康的な一日。どうにも寝不足なので帰ってソファで寝て蕎麦食べに行ってあっという間に夜中。日々があっと言う間に過ぎて行く。昨日漫画ゴラクを半分しか読んでないので残りを読んで寝よう。
_06/19

 

 

 


 

梅雨本気な天候の中、今日も朝からリハーサルに行く。とてつもない内容濃度のリハを無事に終え、帰りはホリ氏と白井さんと車をやや走らせ、サブカル電気街的なところをブラつく。

マニアックな楽器パーツ屋さんやレトロゲーム屋さんで遊び、肉だらけのツケメンをしっかり喰らい、何かが浄化される。みんなと散歩をするのはたのしい。

メイドさんが接待してくれる系のお店でチェキ1枚無料サービスを展開中であったが、時間的に断念。わりと行きたかった。どういう訳かわからないが、電気街は何故か雨が似合うという心象を深く得た。なんだか2日分くらいの時間を過ごした気分の良日。
_06/20

 

 


洗濯物を干すジャラジャラするあれが窓から落下。再起不能に。死体を見つめて思ったが、こいつは7年くらい頑張った。大往生である。

輪廻転生、諸行無常と、この世の理について考えながらダイソーに新品を買いにいく。同じ役割の、新しい何かが側に付くと、以前のものやらのことはわりと忘れる。人間は入替え式薄情という便利な機能が備わっていると感じて悲しくなってくる。新品は洗濯がはかどる。

終日宅で過ごす。仕事がなければタンクトップ一丁でピクニックに行きたい気分であるが、感心するほど仕事をする。疲れたのでスブタを食いに行ってちょっと夜散歩する。

赤羽の夜の街を歩いていると、夜の店の黒服の兄さんが何人もキャッチ的なことをしてはシノギを削っている。俺はあえて、こういった兄さん方がたくさん居る道を選んで歩く。

「お兄さん、今日は?」

「キャバクラですか?」

「オニイサン、マッサージドウ? キモチイイヨ」

「熟女などは? お探しですよね?」

「今日は遊んで行ってよ。へへへ…」

俺は「きっぱりと断る」ということが苦手なので、こういった日常で「断る」を鍛えている。

「待ち合わせです」

「居酒屋行くんです」

「No money」

「これから雀荘に行くんです」

「今日はアレだけど明日は行くかも」

このように、一言でキャッチが引き下がる断り文句のバリエーションは増える一方である。しかし、何故俺はこれ系の呼び込みにほぼ100%コンタクトされるのか。そんにエロス好きに見えるのか、よっぽどやさぐれた面で歩いているのか、黒い服で歩くことが多いからか、ちょろいカモに見えるのか、全くもって謎である。たまには乗ってみようか。
_06/21

 

 


知人が何故か米6kgくれるという僥倖にあずかったので、米料理を作る。引っ越してから一度も米を炊いていないというか、面倒なのでリゾットを作る。

アスパラや変なキノコとガーリック、オリーブオイルで〆て隠し味に鯛醤油をふわりと。アスパラ謎キノコリゾット・サイケデリック風の出来上がりである。びっくりする程おいしい。

しかし米を炊かずに直接入れるので出来上がりまで40分くらいかかる。その間ヒマだからキャベツを生でガンガン食っていた。急に胃の調子が良くなる。

デスクワークに励んで夕方は鴬谷へライブを観に行く。パリピーな感じで何だか居心地が良かった。たまに会うレーベルの担当の若い女性の方が何だか体調が良さそうだった。人様をつかまえて「体調が良さそう」という感想もどうかと思うが、何だかそう感じた。

帰り、それにしても鴬谷という地は何故こんなにラブホテルだらけなのかと、10年くらい前に理由を誰かに聞いて納得した気がしたが、忘れた。10年振りくらいに来た鴬谷の街並みの様子は、とにかく変わっていなかった。
_06/22

 

 


しっかり雨が降る。明日はパラダイスロスト公演日だから晴れてくれんだろうか。宅で地味に仕事をする。ここ3日くらいほぼ誰とも話をしていないが大丈夫であろうかと思う。昨日、仕事先の方と二言三言喋ったくらいである。

なんやかんやとしている内に夜になり、あっという間に時間が過ぎていく。ここ一週間くらいはとにかくあっという間に感じる。それだけ充実しているということだろうということで良しとする。感じづらいが、実に恵まれた暮らしである。
_06/23

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

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