10/2018

new_Anonyment_0914管理人の作業日記

ここだけ毎日更新。ツイートばりの短文日記。
10月


誇張なしに20時間は寝たせいか、さすがに体調も良くなる。鼻がちょっと利かないくらいである。風邪で何もできなかった昨日、思考能力が半分くらいのなか俺は布団にしがみつきながらシンプルに考えた。

“風邪”は、体調を崩して頭痛や寒気にクシャミ・悪寒・発熱という症状が出るというよりかは、“疲れてるから休め、知らんぞ”という身体からの抗議である、という結論が最もしっくりきた。

そういった訳で抗議を受け入れ降伏した結果、風邪も疲れもだいたいとれたので今日は予定の仕事をやる。宅で歌録りという楽しい案件である。いい感じに歌っていただき無事に終え、他にもやることはあるのだが、また身体に猛抗議されてもたまらないのでゆっくりする。無理にでもゆっくり過ごす。

漫画を買いに行く。『代紋テイク2』を書いていた作家の、日本屈指の廃墟・軍艦島を舞台にした作品である。ちょっとだけ酒を買ってくる。いつもよりライトなやつを2本である。明日も、仕事は半分くらいにして病み上がり的に過ごそうと思う。

俺は決してそんなに多忙な者ではないが、一日以上いっさいの仕事や作業をせずに完全に休むということが、どうにも下手である。自分ではその方がむしろ良いとか思っていたが、そんな生き方は何かがおかしいと判断すべきである。

とにかく今日は、前日に全力で休むと、起きがけに眼球がこんなに綺麗になっているのか、ということに本当にびっくりした。ここ最近長い間、俺の眼は何かが濁っていたのである。
_10/01

 

 


意味もなく超早起きする。昨日20時間寝たから睡眠を欲していない。窓を開けると最高に素敵な天気だったので朝の散歩をすることに。健康老人のような朝。

赤羽アーケード内を歩いているとガットギターの2フレットにカポタストをつけて威風堂々弾き語りしているとっつあんを見つける。彼はこの時間によく居るのだろうか。

ポカリとヨーグルトを朝飯として買って横に座って食いながらゆっくり聴く。「大阪の女がどうの」という曲や、「神田川」などを披露してくれた。あんまし上手くはなかったが、えもいえぬ味があって良かった。

ゆったりと日常生活と仕事をして過ごし、風邪で寝込んだ日とうって変わって20時間くらい活動する。せっかく早く起きたのだから23時くらいに寝ればよいのに結局宵っ張りになるのが不思議でならない。早起きはまだできるが、早寝がいくつになってもできん。
_10/02

 

 


秋葉原に買い出しに行く。調子がまだ完全に治らずにフラフラする。頭に霞がかかった感じが取れんので帰宅したら寝る。

鼻がいつもの半分くらいしか利かないと匂いがよくわからず、何を感じるにもどうも感情がピンとこない。匂いは記憶やらを司る脳の部位と直結しているらしい。本当にそんな感じである。何をしても味気ない。
_10/03

 

 


体温計を買いに行く。風邪とだるさが完全に治らないのでこれは熱があるはずだ。確信を持っていたが、36℃ちょいの平熱が測定されたので、じゃあいけると思い普通に仕事をする。

しかし2時間で疲れめし食ってソファで果てる。風邪ごときが数日でスッキリ治らんのはわしも歳かと、滅入りに滅入る。ふがいなくもそうじゃなければいいなという悲しみに似た情念に包まれて寝る。

中川翔子さんが隣に引っ越してきてもうワクワクする、どうアプローチしよう、という夢を見て起きたら3時間弱経っている。少々回復を感じるのでまたDAWを開いて仕事をする。あっという間に夜である。

何だかピシャリとこない一日であったが仕事が進んだので良しとする。しかしどうもここ数日スッキリせん。酒呑んで爆発したい。
_10/04

 

 

 


コンポが完全にCDを読み込まなくなったので買いに行く。埼京線で戸田まで行き、中古のアンプだが良いのを見つけて買う。久しぶりにホクホクとした気分である。

そろそろCDというメディアが本当にビンテージ的な扱いになるのは目前かもしれない。しかし、44.1kHz/16bitの音質で聴くことが標準として育ったためか、いまだにプレイヤーにCDを入れて聴く。

レコードやカセットやmp3と、どのメディアで聴けば音が良い、便利である、というよりも、「どうやって聴きたいか」ということを人間は大事にしている気がした。音質や時代というよりも、慣れ親しんだ環境で聴くのが一番心地良かろうと。

大好きなアーティストの新譜を、最初はどのような手法で聴きたいか。そういった儀式的な行為とその選択は、人間的だなと思った。昭和末期生まれの俺はまずCDで聴きたい。今の子たちはどうなんだろう。
_10/05

 

 

 


ここのところ仕事で取りかかっていた楽曲をようやくマスターまで仕上げる。オリジナル音源を作り上げるという快感はいいなと思う。あとやはり44.1kHz以上あるとmp3のレートで聴くよりツヤツヤした音でいいなと思う。
_10/06

 

 


どうも怒り心頭な心境につきまとわれる一日だった。特にそんな怒らなくとも、ということに対して、どうにも声を荒げるほど、という感じだった。

これは良くない、悪情緒は実にみっともないと一日を回顧する。とりあえず俺は滝にでも打たれて何事かを見つめ直す必要があるのでは、と思った。どういう訳かここ数カ月、なんかがおかしい気がしてならない。

妙に説得力のある老婆にでも「あなた、天中殺よ」と言われたらまるまる信じるし、提示される高い壷も即決で買うかもしれない。

しかしそれはあまり感心しないので、今やるべきことをしっかりやって、少し先と遠めの先もちょっと見据える、という姿勢を崩さずに、なんかおかしくてもフテくされず明日も頑張ろうぜと思う。
_10/07

 

 


レッスンにDAW作業とまじめに仕事をする。なんというか、自分が健やかにポジティブに生きて行くには、楽しくまじめに仕事をするしかない気がする。

でかいパンをもらったので、たくさんの野菜と共に食う。ヘルシーな食生活。ここのところ血がたぎるような肉を食べていない。たまには重厚な蛋白源を食べたいがもう夜も0時である。つまみのビーフジャーキーくらいにしとこう。テング印のやつがおいしいのだがあれはまあまあ高価い。つまみに躊躇。
_10/08

 

 

 


起きて米を炊く。早炊き機能というのを使ってみたら早めに炊ける。味とかもさほど変わらない。もっと早く気付きたかった機能。

レッスンをして原稿おこしをやって夜。あっという間に過ぎる一日。なんだかウカウカしている内に、人生が終わるというのは想像よりもけっこう早いのではないかと、わりと不安に包まれる。米くらいじっくり炊いた方がいいのだろうか。
_10/09

 

 


菊水の生原酒にハマる。定期的にやってくる19度高アルコール系日本酒ブームである。去年くらいはファミリーマートでよく売ってるキャップつき原酒系日本酒を一カ月で15本くらい呑んだ気がする。

生原酒系やボンベイ・サファイアジン、ワイルドターキー・バーボンなど、日本酒・ジン・ウィスキー各種の、規定アルコール値より若干高く、メインストリームの売れ線からほんのわずかに逸れた位置に佇む酒は「ガツンとサイケデリックに酔う」という共通点がある。

それらは、近年完全に市民権を得た「ストロング系」缶酒の酔い方とはかなり異なる。ストロング系は手っとり早く血中アルコール度数が増し、簡単にラリれるという感触だが、ガツンとサイケデリック系はそれに加えて文化的な気分が加わる。何とも言えん深い思念が記憶を司る脳部位と感性に残る。

「ストロング系」の安さと手軽さにはやっぱり脱帽するが、ちゃんと心のチューニングを揺らしたいならサイケデリック系の酒を選ぶのが善かれと思う。そういった訳で、俺は最近なるべく深めの精製方法の酒を呑む様に心掛けている。一体なんのためにだろう。
_10/10

 

 


ふなくち生原酒が体内のツボに入ったのか、実にデスクワークがはかどるという素敵な効能。キーボードを叩くスピードたるやラフマニノフ並みな気がするが、彼が実際鍵盤を叩く姿を見た者は現代にあまり残っていない。

そう考えると、楽譜というものは記号表記のみのドキュメントだが、朽ちた名手の姿やパフォーマンスさえも鮮やかに蘇らせ、更に真似もできて、自分流に表現もできるという、恐ろしい記録物だと改めて思った。

音源や映像の方が記録物としては質が高いが、想像力や自身の生命力を如実に加えることができるという点では、楽譜は恐ろしい記録物である。楽譜が目の前にあるだけで、何だか手前が強くなった気がする。凄い。

だから俺はいくらやっても完璧に弾けるようにならない、ショパンやバッハやスティービー・ワンダーの楽譜を常に譜面立てに置いている。神棚とかと一緒の気持ちのポジションである。

するとどうだろう。来客がこれを見ようものなら「すげえ、ショパンとかも普通に弾けるんですね」となる。是非は明かさず、ただ、なんかいい気分である。さらに「まあね。ポロン…」と実際に弾いてみせることが必須という強迫観念もついてくるので、定期的に練習をおこなう。恐るべし、楽譜。
_10/11

 

 


日中、団地巡りの散歩に赤羽台団地と桐ヶ丘団地とはしごする。3時間は歩いてくたびれる。俺は何で好き好んで団地を眺めるのか本当にわからない。

それにしても赤羽台団地33号棟のトリッキーな造形美といったらどんなに頭を使っても言葉にできない。解体予定だから長生きしてくれと願う。

帰宅して気合いを入れてMIX作業などにいそしむ。仕上がってやれやれとファイル化する。0時。酒浴びて寝よう。
_10/12

 

 


ここ最近の天中殺のような時期に終焉を感じる。体調や仕事面や精神面全てにおいてそう感じるのだから、なんとなくの「流れ」的な時空軸っぽいものはやはり実在するのであろう。

風邪が治ったあとは病前よりもパワーアップした気になる、という解釈が俺は当てはまるのだが、これは悪い「流れ」的なものにもあてはまるはずである。きっとこれから良いことや気持ち良いことが以前より激増すると、そう信じてグッスリと寝ようと思う。
_10/13

 

 


ヤフーニュースで「ストロング系日本酒がどうの」という記事を読んだ。俺が最近めっぽうお気に入りの「菊水ふなくち生原酒」が時代の波に乗る、そう歓喜した。

100円台で気軽に呑めるチューハイ系こそ、原材料にさほどこだわりをみせなくともガツンとしたアタック感を醸し、欧米人も納得の品質で展開されている。

しかし、日本酒に関しては100円台でアルコール度18%程度の缶酒を世に広めるのは、酒税法的にも厳しそうである。価格は安過ぎず、中身で勝負なのだろうか。

細かいことは置いといて、俺はこの“ストロング日本酒”という、攻めの姿勢を見せる酒メーカー各社に感銘を受けた。

人を狂わせる系の各種嗜好品や行為に対して非常に厳しめの国内の昨今、酒だけはどうも逆らっているように思える。勢いに乗って逆走しているような印象を受ける。これはちょっとしたパンク・ムーヴメントだと俺は判断し、抑え切れない賛同の激情を滲ませつつ、でも今日のところはビールとかにしとこうと肝臓をいたわる。
_10/14

 

 


病院へ面会へ行ったついでに近隣のホームセンターに寄る。DIY的に壁に棚を設置するやつが素敵だったので衝動買いする。

文庫本やCDを少し、かわいい小物などを置く小洒落たインテリア的な棚ができて、たいへん満足する。こういうほっこりは大事だとか思いながらソファで寝る。今日は休日である。

でも桑原氏から頂いた案件が未知数の業務なのでちょっとやる。ちょっとだけやって大丈夫そうなので良しとする。秋の寒気を察する割とのどかな一日。
_10/16

 

 

 


なんだか体調がとても良いので、天津飯と餃子に過剰なまでの量のラー油をかけて食う。内臓に気合いを入れてやる。唐辛子の皮や種の片鱗がごっそり混ざっている、たいへん辛いタイプである。

当然腹が重くなったり発汗もしたが、実に軽快な気分である。躁か鬱かで言ったら若干の躁。そういった、どちらかと言えば健やかな状態で一日を過ごす。45℃くらいの熱い風呂に入って寝よう。
_10/17

 

 


熟睡のし過ぎで、起きがけにまず「ここは何処だ」と驚く。自宅の寝室である。枕元では観葉植物が静かに茂っている。

今日はひんやりする。そろそろ直接熱気が出る暖房器具の季節だ。しかし、ストーブなどは引越し前に何故か一気に2つも壊れたので、現在そういったものが宅にはない。

起床して間もなく出かけるというときは、エアコンではなく何となくストーブの出番である。出来れば石油ストーブが良い。昔は石油ストーブの上面で干し芋や魚の骨とかを焼いては食っていた。

夕食で残ったサンマの骨を焼いていると飼いネコが嗅ぎ付けて寄ってくる。シッポをストーブで燃やしてしまうのを止めていた頃が懐かしい。

石油ストーブとネコのセット。現状では難しい。せめて、サンマでも。季節的にサンマのピークがやってくるので、とりあえずサンマで凌ごうか。
_10/17

 

 


 

 
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