12/2017

new_Anonyment_0914人の作業日記

ここだけ毎日更新。ツイートばりの短文日記。
アイコスにしたら体が軽くなる。12月


イベントを観に渋谷WWWへ行く。あまりにも若過ぎるアイドルのイベントである。まぶしい。入り口でサイリウムを渡されたが、どうして良いか分からないので家に持ってかえる。あとで光らせて遊ぼう。

Deadman’s Handの2ndのリリース確認をする。晴れて全世界へ羽ばたく。良かった。原稿を書きながら配信関係の更新などをして夜も更けまくり、疲れたので酒呑んでグッスリ寝よう。アイドルになる夢でも見よう。ソイヤッソイヤッ。
_12/01

 

 


小旅行気分で神奈川県の藤沢あたりまで電車で赴く。リリースイベントにつき、挨拶がてらにしてはちょっと遠いが割とルンルンと移動する。

ライブハウスへ入るやいなや、客席は黒人のブラザー軍団まで交わっての盛況ぶり。せっかくなので見知らぬブラザー達と一緒に踊りながらライブを楽しむ。

思いのほか楽しんで、皆様と挨拶もできて、ほんとに良かったやれやれと帰路につく。楽しい時間はあっという間である。それにしても、皆様本当に良い表情をしていたのが印象深かった。良かった。
_12/02

 

 


レッスンをして机仕事をしてと静かに暮らす。なんだかあっという間に時間が過ぎて行く。クリスマスや年越しはどう過ごそう。しばらく寝かせてあるシャンパンを開けて景気良く過ごしたい。
_12/03

 

 


赤羽の純喫茶「デア」でカタカタと過ごす。常連として認めてくださったもようで、オーダーや会計時の領収書など「こうですよね」的な扱いをしてくれ、やや嬉しむ。

ほとんど休日みたいな感じだったので、そのまま界隈をブラブラとして何ということもない一日をゆっくり過ごし、何かしらに大して危機感を感じないのもいかんなと思いつつ、ゆっくり過ごす。
_12/04

 

 


なかなかの仕事欲が涌き、俺は偉いとおもいつつ一日を意気揚々と走る。仕事欲の対極とは何であろう。

遊び欲か、怠け欲か、破滅欲か。何であろうと人間など欲の塊が息を吸っているようなもので、実にせわしないと思いつつ、欲の対極とは何であろうと考える。

それは無だ、死だ、アパシーだと、カリカリに枯れた感覚ばかりが出てきて気が滅入るので止める。干涸びた思考こそが人間の覇気を奪っていくのだと俺は思い出し、思考を根元から潤すために酒でも呑もうと考えた。

俺が酒をよく呑むのは何のためだと考えた。みんなはどうなのだろう、とも考えた。たぶん一緒である。ただの気つけのはずだ。救心の行為である。あらゆる地域の酒呑みたちに心の安らぎを。アーメン。
_12/05

 

 


朝起きたら欲だどうだなど本当にどうでもよくなり、淡々と仕事をして一日を過ごす。寒い。こたつにネコをギュウギュウに敷き詰めて埋まりたい。ネコに集合をかけたら20匹くらい集まってくるスキルが欲しい。そのスキルは、役には立たない。
_12/06

 

 


ちょっとだけ寝不足も3日続けばしんどくなると思いながら過ごす一日。しかし、煙草をタールが含まれていないiQOSタイプのやつを主にやるようにしたからか、どうも身体やらが軽い気がする。

でも、ブハァとアメリカンスピリットの煙を思う存分吸い吐きたいのだが、世間もわしの身体も、そろそろそれは控えろと。こうやって人は毒々しい嗜みや変態的な遊びや、破滅的な欲を控える時期を重ねて過ぎて、老いて、最終的に死ぬのだろう。

そう考えているとこう思う。わしも平均的には人生の真ん中くらいの年齢。色々とジャッジを下す時期だと。わしは耳を澄ませた。

聴こえてくるジャッジは、煙草はヤメ、酒は週末とかだけにせよ、はよ結婚せよ、という実につまらなくも素敵な声だった。

だいたい、ほとんどは平均的で当たり前のことに落ち着くようだが、こう、無意味に逆らっていたいという悪質なパンクスピリットをこじらせた30代たるやキレがあるのか無いのか。
_12/07

 

 


レッスンをしてコンビニ行って、原稿をやってコンビニ行って、サイト更新をしてそろそろ西友へ酒とタコブツを買いに行く時間だ。

ありがたくも仕事がドカドカと来るが、デスクトップのスティッキーズという実にアナログに近いツールで各種の案件管理をするようになって早2年。絶対にとっ散らからない。

それこそエクセルやらで管理するのが賢明なのだろうがマス目に数字や文字やらを入れるのがどうも好きになれない。

ならばタコを食いたければあらかじめ均等に切り分けられている「タコブツ」よりも、2、3本のタコ脚が詰まっているパックを買って自由なサイズに切れ、という話だが、切るのがめんどくさい日もある。とにかくタコはどうしてあんなに美味しかろう。醤油とワサビに飽きたらしゃらくさく塩とオリーブオイルで食うと美味い。
_12/08

 

 


昨日今日とFor Tetばかり聴いて過ごす。イギリスのエレクトロミュージックはカッコいいし飽きない。机仕事をして楽器の練習をして明日早いからさっさと寝る。
_12/09

 


友人のパーティへ行く。5、6年とか10年ぶりに会う知人らは太ってたりハゲたりしてたり立派になっていたりしてとてもフレキシブルだ。僕は全然変わっていないとみんなに言われ、やや複雑な心境になる。

帰って原稿やら仕事をする。ワインをたくさん呑んだので逆にはかどる。今日くらいまあ良いだろうと思う。
_12/10

 

 


何で急に団地マニアみたいに、古い団地の建物を慈しむようになったのかと考えたら、3歳まで高島平団地に住んでいたからだと思い出した。記憶にはないが、人生の超初期の景色がノスタルジックに重なるのだろう。

そう思いながら、団地の一室へ向かいギターレッスンをして、都営住宅周辺をちょっと散歩して帰る。ラーメンを腹一杯食う。原稿をやる。手前の楽器練習をする。とても真面目な日。不道徳な遊びがしたい。
_12/11

 


なんだか無意味にしんみりとした心境になり、覇気がなくなっていくのはこの時期特有のバイオリズムだ。他の人はどうなんだろう。自分は毎年例外なくそうである。

だからなるべく不真面目なことをしてはしゃいで騒いでせせら笑ってハイな高揚感を掴みたい訳だが、なかなかどうも難しい。一番シンプルなのは、若い子たちと触れ合うことだ。歳のせいか、男女問わず若い子を見るだけでうっすら元気が出る。

最近タールを含まない煙草に変えたせいか嗅覚が若かれしレベルに戻り、もともと神経症レベルに敏感だった嗅覚はメシをも美味くさせてくれる。

だから、男女問わず若い子らと接すると「若い人間特有の匂い」を確かに感じる感覚が復活した。香水とかそういうのではなく、たぶんフェロモンとか動物的なレベル、生命的な何かだと思う。学校なんかはこの匂いが充満している。もう、「若い子の匂い」とか言っている自分が気持ち悪い。
_12/12

 

 


酒を呑め、呑め、連日呑んで吐け、今年の何かしらを嚥下して吐け、呑め、といったシーズンが来る訳だが、俺はだいたい日々酒を呑んでいるので年末年始はむしろ通常運転である。

しかし、誰かと呑みに行ったり集いの場で騒いで呑んだりするのは別腹であるので肝臓はもたないだろう。そういうこともあって、一人で家で呑んでも一合か二合と、わずかに甘露をすする程度である。

刺されるような寒さのなか環状七号線を原チャリで走り「まあまあ身体が動くうちの残りの人生はあと20年とかだ」と考えた。心境的に事故りそうになった。

あと20年である。これは短い。そう思うと、あれもこれもやっとかんと、とか思いが馳せる。死ぬ前に「もっと呑んどくんだった」とか「もっと大博打に出るべきだった」とか「もっとセックスでもしとべきだった」とか「長編小説を書き上げるべきだった」とか後悔するのは嫌だと思った。

でも、通常運転こそ大事だ、通常運転の中でどれだけ多くのことを楽しんだかだ、と思った。陸橋の上50km/Hは寒かった。死ぬ前に後悔するようなことは、日常で準備している過ごし方の延長線上にある。そう思った。

だからこの調子で頑張れば、死ぬ前「もういいや」と言ってにやけて逝けるだろう。だから、明日も張り切っていこうと思える。
_12/13

 

 


プリンスさんの「Purple Rain」がライブラリになかったのでiTunesで買って聴く。本当に色気のあるというかエロいギターを弾く方だなと思う。しかしそのうちダウンロード販売すらなくなるという噂は本当なのだろうか。
_12/14

 


広告収益用のサイトの方が、何故か半分くらい広告が表示されないという不具合と5時間くらい格闘した末、いまだ未解決でくたばる。来週、ウェブに恐ろしく明るい方と夜遊びに行く予定だから解決方法を聞くしかない。
_12/15

 

 


クリスマスソングなどをギターレッスンでやる。もうそんな季節かとしんみりしている場合ではなく、溜め込んでしまった原稿をやる。平井堅の曲を何度も聴く。書いて出す。死ぬ程カラアゲが詰め込まれた弁当を食う。ゲフ。

昨日のサイト広告不具合の復旧をする。かなりマシになったけど、一部おかしい。ウェブの勉強もかねてちょっとづつ手を入れよう。学生の頃からコードやプログラムに馴染んでおくべきだったと、本当に思う。じいさんになるまでに、phpはマスターしたいとプチ目標を掲げておこうと思う。
_12/16

 

 


あさり蕎麦という斬新なメニューに食いつくが、驚く程に違った。口直しに菓子パンを買い食いするくらい違った。食べている最中は「これはこれでアリだ。うまい」と感じていたのに。絶対美味いと思っていただけに首を傾げながら帰宅する師走の寒波直撃10日目くらいの夜。
_12/17

 

 


原稿2つ書いて過ごす。指が疲れる。クリスマスソングを調べていたらWeezerの「メリクリ」カバーが最強という結論に達する。ついでにWeezerの曲でコピってないのを弾いて遊ぶ。とても静かな一日。
_12/18

 

 


あとどれくらい生きて、今やるべきことは、などと、意識の高さが変に胸クソ悪いような思考がここ数日馳せ巡り、俺はもしかしてもうすぐ死ぬのでは、とか考え身体などに耳を澄ますが至って健康っぽい。

年末に近づくにつれ、ダウナーな思考がブーストされるという人種が確かにいるようだ。自分もその類いなのかはわからないが、パリピーな気分ではないことは確かなので、とりあえず寒波のせいにしておく。

こういうときは大勢で呑んで騒ぐのが一番である。俺は飲み会を主催する才能が欠落している。あと、誰かを飲みに誘う才能も欠落している。どっちも大好きなのだが。他人を気軽に誘う才能が欲しい。
_12/19

 

 


どうも些細な不具合が連発し、さらに丸一日仕事をしてクタクタになったを通り越し、何だかふつふつとイラりとしてきたので、ここはひとつ穏やかな気持ちになるまで低く構えて過ごそう。強い勝負師は流れが悪いときはジッとしているというアレを見習おう。やるべきことをちゃんとやっていれば、そのうち良い波に恵まれるそうな。
_12/20

 


だが起きがけにたいへんポジティブな気分に包まれる。小説1本分の濃い内容の夢の記憶と共に鮮やかな心境である。

これはいよいよ双極性障害の疑いがあるが、こんなのぜんぜん通常運転である。本物の方がどれくらいクレイジーか俺はよく知っているので、手前は正常な精神環境であると判断できる。

今日はめしも煙草も美味く、たいへん良日だと笑顔で過ごすが、宵の口に死生観思考が頭を馳せる。だが無視をする。せっせと仕事に励み、酒を2本とシャケのつまみを買う。

なんとなく任侠漫画に飢えた心もちになってきたので書店で物色するが、いいのがなかったので能條純一の短編集を一冊買う。ここさいきんの寒波は、まごうことなく人々の精神をも蝕んでいるような気もするメリクリ手前の乾晴日。
_12/21

 

 

 


DOVAの稿屋氏と赤羽でしこたま呑んでベロベロに。色んな話をして楽しかったが、飲み過ぎと感じる昨今と。
_12/22

 

 


当然の激二日酔いにつき、レッスンをひとつしただけであとは安静に暮らす。どうもワインやらを呑むと相当な確率でごっそり翌日残る。楽しかったからいいのだが。
_12/23

 

 


世間はジングルベルであるが、俺は通常運転で過ごす一日。福山雅治さんとエレアファントカシマシの曲をずっと聴いて原稿を書いて夜も更ける。

原稿ファイルの提出時にふざけて「メリークリスマス」と添えたら、編集長よりクリスマスっぽい絵文字がちょこんと返ってきて、中年2人で何を聖夜にじゃれあっているのだろうと思う。そういった、静寂に包まれた聖なる夜であった。
_12/24

 


今年もあと数日と、年末らしくいそいそと過ごす。今年は何かとエキサイティングな身辺変化もありつつ、やや整い、仕事はというと去年よりちょっと多めに頂けて、みなさまにとても感謝すべき年だったと思う。

元日は完全休業の予定なので、マンガを買いだめして酒でも呑みながらダラダラとしたい。
_12/25

 


酒だの何だのと、年の瀬だから許されると思っての、というか普段からの不摂生がたたり、熱やら頭痛やらふらつき・覇気減退、リンパ節の腫れという、あからさまな体調不良で一日をスタートする。

「だから言ったのに」と自分を責め立てつつ、仕事をして多めに水分を摂って、蕎麦などをすすり、なんやかんやとしているうちに夕方には治る。絶望的な気分に見舞われた調子は何故かすぐに治る。

そういった訳で今日はお風呂にゆっくり浸かって、炭酸水を1本飲んで、濡れせんべいでもちゃっちゃと食べて身体を労って寝ようと思う。酒は明日とかにしよう。誰もが体調を落とし気味の油断ならぬ12月も後半。
_12/26

 

 


興行演奏のお手伝いへ川崎へ。何ともでかいハコで昂る。みなさまでたいへん賑やかに、大きな音を出しつつ過ごす。帰り、ラーメンフル装備盛りをごちそうになる。ニンニクもドシャーと。たのしい日はあっという間に過ぎていく。
_12/27

 

 


深夜手前、埼京線に乗っていたら人身事故で止まる。乗客が、「年末だからねえ…」と言っていた。

人身事故というと、自殺的な感じが濃いのだろうが、何故、年末にそれが恒例のような感じで、「年末だからねえ…」と話していた乗客たちは納得するのだろう。

事故があったのは、俺が降りた駅だった。こう、なんともいつも通りの普通のプラットフォームの雰囲気の中、もの凄い寂しげな一人分くらいの消えた感情みたいのを感じた気がするが、どうなのだろう。

年末に催し毎や寄り添いイベントが多いのは、時期的に破滅的な何かしらが蠢いていることを、みんな無意識で防衛しているような気がするような。モロに意識してしまう人は死が近くにみえるような。気がする。
_12/27

 

 


年末らしく忙しそうに暮らす。仕事がなかったら、車があったら、遠路を走り健康ランド泊などをしながら、ひたすら南に行って帰ってこないという旅がしたい。全国廃団地巡りがしたい。
_12/28

 


 

廃団地とは真逆の華やかな現場へ行く。紅白歌合戦の準備でみなさま大忙し。ロビーの自動販売機のレッドブルとオロナミンCやらエナジー系が全て売り切れていることが物語っている年の瀬イベント。

着々と仕事をしてまわるが、個人的にエレカシさんが生で見れたことにほっこりしつつ、カタカタと編集部のみなさまとがっつり仕事に励む。

NHKホール前は青色LEDの森となり、あまりにも綺麗。去年も同じ日に同じ場所で同じような写真を録った。今年お世話になったみなさまにありがとうと言ってハグをしてまわりたいくらい、楽しいことや、地獄のようなことや、何やかんやあって幸福だった2017年。
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病院へ面会へ行く。明日が正月ということはわかっているようなので、まずまず正気かと思いきや、銀行当座に億の金があるとぬかす。この手の話も今年で最後かと思うと何だか口座の確認をしたくなる。

それにしてもこいつには今年は本当に翻弄された。今年だけではないが。もう、配牌からずっと動かない危険牌だと思うことにする。下手に切ったら負け、抱え込んだままアガれば俺の勝ちである。しかし高レート麻雀が打ちたい。

千葉に行き、MusicVoice編集部で過ごす。そのまま年を越す。年々、年越しというイベントがただの日跨ぎに感じてよろしくない気がする。お世話になった方々に直々に挨拶できて良きと思うことにする。

帰宅して、今年は何を頑張ろうかと考える。とりあえず、スーツを新調して、引っ越しをしたいので、それらは春先までには必ずおこない、ややフレッシュな心境で人生を謳歌しようと思う。

今年一番嬉しかったことは、人様と触れ合うことが、人として何より一番幸福なことで、ほぼみんなそれを求めるということを心底で知ったこと。遅い。
_12/31
 

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